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パニック障害

パニック障害とは

パニック障害の症状

突然胸が苦しくなり、動悸もひどく、冷や汗で背中はぐっしょり。
「死んでしまう…」そんな不安に襲われながら救急車で病院に運び込まれるが、いつもどこにも異常はない、と言われてしまう。
そんな発作を繰り返す方は、パニック障害の可能性があります。
このように、突然理由もなく、動悸やめまい、発汗、窒息感、吐き気、手足の震えといった発作を起こし、仕事や生活に支障が出ている状態をパニック障害といいます。
このパニック障害は、「死んでしまう」のではないか、と思うほど強烈で、自分ではなかなかコントロールできません。
そのため、発作が起きやすい場所や状況を避けるようになります。
特に、電車やエレベーターなど、密閉された空間が苦手で、外出困難となり、仕事に行けなくなることも多々あります。
また、未治療で重篤な発作を繰り返すと、ますます外出困難が強くなっていく可能性があります。

不安感が強く、パニック障害の症状が疑われる方は、下のセルフチェックで症状を確認してください。

セルフチェック

パニック障害の治療

ただし、パニック発作は、正しく診断が付けば、薬が効きやすい疾患でもあります。
医師と相談しながら、「パニック発作を起こさない」十分量の投薬治療が必要です。
その上で、苦手な場面に段階的に慣れていく、認知行動療法の一種である「段階的暴露療法」が有効であるとされています。
「薬に頼らず気持ちだけで治す」治療だと、かえって悪化させる危険がありますので、医師にご相談ください。

 

パニック障害は、早期に治療を開始して、予期不安を軽減し、広場恐怖への悪化を防ぐことが大切です。
パニック障害の治療方法について詳しく知りたい方は次のリンクの記事をお読みください。

パニック障害の治療方法

パニック障害の治療には、抗不安薬(ベンゾジアゼピン系)とSSRI(セロトニン再取り込み阻害薬)を用いる方法が標準的です。これらの薬について詳しく知りたい方は、下記のリンクの記事をお読み下さい。

ベンゾジアゼピン系の抗不安薬 セロトニン再取り込み阻害薬
ベンゾジアゼピン系の抗不安薬 セロトニン再取り込み阻害薬